キャリア

英語と何を対策すべき?自社養成パイロットに採用される人の3つの特徴

2016年8月5日

自社養成パイロットの受験準備は順調ですか。

  • 受かる人ってどんな人?
  • どう対策したらいいの?
  • 受かるためにはどんな大学生活を送るべき?

このように考える方は多いのではないでしょうか。

10年近くグライダーの教官をしていると、教え子が自社養成パイロットに内定したといううれしい知らせをちらほら聞くようになってきます。

一方で、箸にも棒にも掛からない学生がいることも確かです。

彼らの違いは一体どこにあるのでしょうか。

今回は、グライダー教官として日々練習生と向き合った経験、また私自身が過去に受験する中で感じた「受かる人、受からない人」の違いと対策方法についてご紹介します。

 自社養成パイロットに受かる人の特徴

自社養成パイロットに受かる人には次のような特徴があります。

  • 英語は普通にできる
  • 事前に現役パイロットに相談して選考内容を調べ上げている
  • 充実した学生生活を送っている

ありきたりと感じたでしょうか。

しかし、これが内定者に共通していることなのです。

パイロットに限らず、大手企業に内定する学生の特徴そのままだなと感じました。

詳しく見ていきます。

英語は普通にできる

ここで言う「英語ができる」とは、次の2つです。

  • TOEICが635点以上
  • 英語を話すことに抵抗がない

TOEICが635点以上

TOEICについては、意外と高くないと思いましたか?

この数字の根拠は、書類選考を2回突破したことのある筆者の当時の点数が635点だったからです。

つまりどういうことかというと、最低でもこの点数以上あれば戦いの舞台には立てるということです。

しかし当然、点数が高いに越したことはありません。

あるグライダーの教え子である内定者は800点超えでしたし、またツイッターで出会った帰国子女の大学の後輩は確か満点近かったはず。

きゃぶ

曖昧でごめんなさい...

以上を考慮すると、下限は600点、推奨800点以上と言うところでしょうか。

英語を話すことに抵抗がない

しかし、TOEICはただの書類通過と他者比較のツールに過ぎません。

内定者は必ず、何らかの英会話の対策をしていると感じます。

ずっと以前に内定を頂いていたグライダー部の先輩によると、聞かれたことは

  • 今日はどうやってこの選考会場に来たか
  • どうしてパイロットになりたいか

などの簡単な質問だったようです。

深い会話力は見られておらず、どちらかというと入社後の伸びがあるかどうかを見られていると感じたようです。

きゃぶ

聞いた話でごめんなさい!そこまでいけたことないからさ!

確かに、英語が話せる大学生が圧倒的に少ない中で英語力で足を切っていたら優秀な人材が集まらないですよね。

注意!

JALの選考基準が英語力重視に変わったようです。

これまで選考終盤で実施していた英会話テストが書類選考の次に実施されることになっています。

また応募資格の欄には、わざわざ「国籍を問わない」と書いてあります。これまでにも増してグローバルを意識しているということでしょうか。

日本航空株式会社採用ページより抜粋

直近で合格していた学生は、オンライン英会話で毎日練習していると言っていましたね。

私もカナダに住んでいた頃、コロナでロックダウンされて英語を話す機会がなくなってしまったときに、オンライン英会話を使っていたことがあります。

英語圏に住んでいたのに日本でも受講可能なオンラインで英会話の授業を 受けるという、わけのわからない状況でしたけどね。

当時使っていたのはネイティブキャンプというオンライン英会話です。

DMM英会話のような他のサービスとそれほど料金が変わらないにも関わらず、1日に何時間でも話し放題というところが良かったです。

外れの先生に当たってしまっても、受講回数無制限なので何回でもやり直せて非常に便利でした。

事前に現役パイロットに相談して選考内容を調べ上げている

パイロットを目指すのであれば、現役パイロットとのつながりを作りましょう。

人によっては難しいと感じるかもしれません。

しかしパイロットに限らず、希望の職に就きたいのであれば、その道のプロに実際に会って話を聞く機会を設けることは必須です。

採用面接に、ただの憧れのまま挑むのと現実を見聞きして挑むのでは面接官への伝わり方は全く違いますからね。

きゃぶ

大人になると、口だけの学生と現実を見ている学生はすぐに見分けがつくからね!

この記事を書いていて、ツイッターで出会ったある学生を思い出しました。

彼は実際に現役パイロットに会いに行き、仕事内容から選考で見られているポイントまで事細かに聞いていたのです。

彼の手帳を見せてもらったのですが、紙面が黒くなるほど書き込みがされていて若干引いたのを覚えています。

これはかなわないな、と思いました。

これは後で知ったことですが、彼は見事自社養成パイロットに内定をもらっていました。

充実した学生生活を送っている

自社養成パイロットも新卒一括採用という特性を持っている以上、一般の就職活動と同じ準備が必要です。

他の応募者(=大学生)より面接での受け答えがしっかりしている、言い換えると精神的に大人であるほど内定をもらいやすくなります。

では、他の応募者と比べて頭ひとつ分抜きん出るにはどうしたら良いでしょうか。

人を精神的に成長させるために必要なのは、人との出会いを伴う経験値です。

例えばサークルではなく部活を選択したり、留学をする学生は、他の一般的な学生より精神的に大人であることが多いように感じます。

内定をもらうための対策

自社養成パイロットに内定をもらえる人の特徴はわかりました。

では、そのような人材になるためには学生のうちにどのような行動をすれば良いのでしょうか。

ポイントは次の2つです。

  • 優秀な人が周りにいる環境に身を置く
  • 人間関係のバリエーションを増やす

これらを実現するための具体的な方法を見ていきましょう。

サークルではなく部活に入る

人間関係周りを最適化するためには、サークルではなく部活、更にいうとスポーツ枠入学を行っていない部活に入部することです。

部員の属性がばらばらで、大学からその活動を始める人が多いため人間関係のバリエーションを増やすことができます。

また多くの大学生が大学で遊びたいと思っている中で、サークルではなく部活を選ぶ人はどこか大人びていて、優秀であることが多いです。

まだ学生にも関わらず、私のような社会人とも臆さず会話ができる人も少なくありません。

おすすめは、グライダーで空を飛ぶ活動をしている航空部です。

これについてはまた改めて記事にしたいと思います。

海外留学

パイロットを目指す皆さんには海外留学もおすすめです。

なぜなら、人間関係のバリエーションと優秀な人たちの中に身を置ける環境が揃っているからです。

私も社会人になってからカナダに住んだことがあり、かなり精神的な成長を感じることができました。

その時の様子は以下の記事にまとめてありますので、よろしければ参考にしてください。

※リンク先は、筆者が運営している個人ブログです

(参考)マルチタスクを鍛える

パイロットには高いマルチタスク能力が必要、と聞いたことはありませんか。

私は小型のセスナ152しか飛ばしたことはありませんが、飛んでると確かにマルチタスクが必要だと感じる瞬間がありました。

機体の高度を保ちながら到着予定時刻を計算し、無線交信も同時にやらなくてはなりません。

はじめはこれが全然できなかったのですが、カナダの語学学校のスパルタ授業で英語が話せるようになってから、だいぶ改善したように思うのです。

同時に色々なことができるようになったというよりも、タスク実行中に邪魔が入ってもテンパらなくなりました。

実際に、語学を勉強すると脳の構造(というか使い方?)が変わってマルチタスクが得意になるという研究結果があるそうです。

パイロットに英会話力は必須ですので、この機会に練習を始めてしまうといいかもしれませんね。

まとめ

自社養成パイロットとして採用される人の特徴についてご紹介しました。

まとめると、

  • 英語は普通にできる
  • 事前に現役パイロットに相談して選考内容を調べ上げている
  • 充実した学生生活を送っている

あなたは当てはまっていましたか。

ほとんどが、パイロットに限らず一般的な就職活動に重要になってくるものですね。

もう1度、自分の大学生活を見直してみましょう。

  • この記事を書いた人

きゃぶ

書くことと、人の成長を見るのが好きで、ブログの運営をしています。プログラミング、コンテンツマーケ、WEBメディア運営に興味がある雑食動物です。 もともとはパイロットになりたくて、航空留学経験を発信してました。本業はメーカーの通訳です。 これからは、社会人からのキャリアチェンジと海外留学について発信します。

-キャリア