エアラインパイロットだけじゃない!ライセンス自力取得後に航空局試験官として就職する道。

      2016/11/04

 

先日、滑空機(グライダー)の技能証明試験を受ける人のサポートをしてきました。その中で過去の実地試験レポートを読み返し、試験当日には航空局の試験官とお話しする機会がありました。

航空局の試験官の経歴について1点わかったことがあるので紹介します。

中途採用の試験官が多い

わたしはこれまで、航空局の試験官というと航空大学校出身者がほとんどだと思っていました。実際に公務員の年齢制限は30歳未満が多いようですし、自力で資格を取得する人が、エアラインを目指さずにわざわざ航空局に入ろうという人はいませんからね。

しかし、航空局の操縦職職員の構成は意外にも自力取得組が多いようです。

そこで今回は試験官の出身ランキングをまとめました。

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第3位:航空大学校

航空大学校出身者は少なく、1割程です。航空大学校に入学する人のほとんどはエアラインパイロットを目指していますので、当然の結果かもしれませんね。

とはいえ航空大学校出身の試験官の方にもお会いしたことがあるので、エアラインと並んで就職先の1つとして考えられているのではないでしょうか。

第2位:航空機使用事業者及びフライトスクール教官出身

2割の方は航空機使用事業者及びフライトスクール教官出身です。中には定期運送用操縦士を持った元エアラインパイロットもいるそうですが、今回そのような話は聞けませんでした。

第1位:自衛隊パイロット出身者

自衛隊出身者はなんと7割もいます。自衛隊がもともと公務員ということも関係しているのでしょうか。

自衛隊のパイロットは退役時に操縦ライセンスをすべてはく奪されるので、民間のフライトスクールなどで民間用のライセンスをすべて取り直す必要があります。

ライセンスをはく奪されるといってもそれまでの飛行時間は引き継ぐことができます。航空の知識、技量ともに豊富ですので取り直し自体はあまり負担にはならないようですね。

募集要項

国土交通省東京航空局HPに募集要項が掲載されていました。

54歳まで応募が可能ということに驚きました。第一種航空身体検査をパスできる身体を持っていればこの年からでも公務員になることができるのです。

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まとめ

パイロットを目指す人が何度も戦う相手である「試験官」ですが、その多くは自衛隊パイロット出身者が最も多いのです。

対して航空機使用事業者や航空大学校出身者は合わせて3割ほどです。少ないですが、ここに属する人たちの多くはエアラインパイロットを目指しています。ですので、このような結果になっているのではないでしょうか。

航空局の試験官は、所定の飛行経歴を満たしたうえで54歳まで応募が可能です。



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社会人4年目のゆとり。陸単自家用ライセンス取得のためカナダに分割渡航で操縦練習中。訓練機にあえてC152を選ぶ変態。グライダーの自家用と教育証明を取得済み。


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