自家用ライセンスを受験する人は要注意!ドローン対策でノータムの掲載案件が激増。

      2016/11/04

 

先日、滑空機(グライダー)の技能証明試験を受ける人のサポートをしてきました。受験の前日に、なぜか私がすべてのノータムをチェックする羽目になりました。

その中で、私が教育証明試験を受験した2014年よりも明らかにノータムの掲載案件が激増していることが分かりました。

航空法の改正でドローン・ラジコン機等を飛ばすには申請が必要になった

近年、航空法第132条に「無人飛行機」の項目が新設されました。東京航空局のHPを見ると、航空法上はドローンやラジコン機は無人飛行機に分類されたことが分かります。

「ドローンもラジコンも飛ばさないので自分には関係ないや!」と思っていたのですが、なんとノータムに記載されるようになってしまいました。

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無人飛行機(ドローン・ラジコン機等)がノータムに記載されるようになった

なんということでしょう。

今までは「熱気球」や「花火」等を気にしさえすればよかったのですが、そこに次のような形で無人飛行機が加わってしまいました。

FROM 16/07/31 19:49  TO 16/10/31 09:47
D)1949/0947
E)UNMANNED ACFT(AIRPLANE,HEL,GLIDER):
1.FLT AREA       : BOUNDED BY FLW POINTS 360303N1392818E 360231N1392839E 360245N1392910E 360316N1392846E
(AROUND YOSHIMI-MACHI HIKI-GUN IN SAITAMA)
2.NUMBER         : MAX 5
3.CHARACTERISTICS: LEN/280CM WID/840CM WT/14.5KG COLOR/VARIOUS
4.FLT TIME       : HJ
F)SFC G)1365FT AMSL

これは羽田空港(RJTT)のノータムから取りました。2,3件ならまだ許せるのですが、なんとRJTTだけで33件も掲載されているのです!

この数の多さに掲載元も配慮をしたためか、すべての案件に英語で場所が補足されています。しかし飛行予定区域の座標を地図上にプロットしてみると非常にその範囲が広いですし、期間も3か月くらい確保されている状況です。無人飛行機を飛ばす人にとっては面倒なのでこのような申請の仕方になるのでしょうね。

ですので、少なくとも自分の飛行予定経路が無人飛行機の飛行予定の県に被っていたら地図上にプロットして飛行範囲を確認しなければならないので非常に時間がかかります

先日私がチェックした時は場周飛行に限ったフライトでしたが、3県が隣接している地域だったのでチェックに非常に時間がかかりました。

ノータムが多すぎて試験当日朝のチェック完了が困難

自家用操縦士を目指しているみなさんならご存知の通り、ライセンスの試験は通常朝の9時頃からスタートします。

6時に起きたとしても3時間しかありません。そのあいだに最新の気象とトラフィック情報を仕入れなければいけません。実際には試験前にバタバタするでしょうし、相当早起きをしないと当日取得したノータムをひとつひとつチェックするのは困難です。

 

前日にあらかじめノータムを確認し、そのうえで最新のノータムを当日にチェックするようにしたほうが無難ではないでしょうか。

まとめ

近年、航空法第132条に「無人飛行機」の項目が新設されました。

ドローンやラジコン機等を飛ばす際には申請をしなければならないのですが、その情報がノータムに記載されるようになりました。通常朝9時から始まるライセンスの試験に対応するには、念のため前日にノータムチェックを行ったほうがよさそうです。



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社会人4年目のゆとり。陸単自家用ライセンス取得のためカナダに分割渡航で操縦練習中。訓練機にあえてC152を選ぶ変態。グライダーの自家用と教育証明を取得済み。


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