【航空留学】カナダのフライトスクール(Canadian Flight Centre Inc.)に突入してきたのでレビュー

      2017/09/16

 

2016年6月1~9日の日程でカナダへ旅行をした際に現地のフライトスクールへ訪問して話を聞いてきたのでレビューします。

英語は苦手でしたが、今回は「とりあえずパンフレットをもらう!」という意気込みで突入してきました。

スポンサーリンク

バウンダリー・ベイ空港(Boundary Bay Airport)

今回訪れたのはバンクーバーダウンタウンから南東へ約20kmの位置にあるバウンダリー・ベイ空港です。

この空港は主にパイロットの訓練に使われている空港で、タワー(管制塔)も設置されています。

ダウンタウンから電車とバスで60~90分

バンクーバーのダウンタウンからは電車1本とバス2本を乗り継いで行く必要があります。

スカイトレインのカナダ・ラインでブリッジポート(Bridgeport)駅まで行き、601番or620番のバスでラドナー・エクスチェンジ(Ladner Exchange)まで向かいます。※一応行き先を確認してください。

途中、路線バスにも関わらず80km/hでぶっ飛ばす区間があり、ちょっと怖いです。

ラドナー・エクスチェンジ(Ladner Exchange)で「Bay3」の看板のところに止まるC76番スコッツデール・エクスチェンジ(Scottsdale Exchange)行きに乗ります。看板に行き先が書いてありますので確認してから乗ってください。

スポンサーリンク

↓ラドナー・エクスチェンジ(Ladner Exchange)
DSC_0582

↓看板で行き先を確認してください
DSC_0583

↓バスは大体30分に1本です
DSC_0584

訓練生の宿泊先は主にラドナー地区

多くの訓練生はバスで20分ほどのラドナーと呼ばれる地区に住んでいるようです。

ただこの地区はバウンダリー・ベイ空港から一番近いこともあり、ホームステイの家賃相場が800~900カナダドルとかなり高い地区となっています。某フライトスクールの教官の方いわく、訓練生は足元を見られているとのこと。

 

ラドナーは静かで住みやすい街だとインターネット上では書かれていますね。実際に確認をしていないので何とも言えませんが。

複数のフライトスクールがある

バウンダリー・ベイ空港にはCanadian Flight Centre Inc.やPacific Flying Clubなどの多くのフライトスクールがあります。

カナディアン・フライトセンター(Canadian Flight Centre Inc.)

フライトスクール巡り終盤に訪れたスクールです。他のフライトスクールに比べてスクール名が控えめに掲げられていたので最初は分かりにくかったです(写真はありません)。

事前に考えていたフレーズ「Can I have any brochures or something about this shcool. 」を何度も頭の中で復唱しながら恐る恐るドアを開けました。すると女の人の声が。

よし!話しかけるぞ・・・!

と思ったら、電話中でした。さあ、電話をしている受付スタッフ意外は誰もいません。どうしたものか・・・。とりあえず待つことにしました。

3分ほど経った頃でしょうか。階段を一人の男性が降りてきました。すぐに目があいましたが一瞬頭が真っ白に(笑)。

「Ca...Can I have~ .」

何とか言えましたが逆質問されてしまい、その場でパニックになってしまいました。以下、簡単のために日本語で会話を記述します。

?「どんなことを教えてもらいたいんだ?」※英語です

僕「えっと…僕英語が苦手でして…。このスクールのパンフレットだけもらえないですか?」※英語です

?「パンフレットと言っても…。よし、ついてきなさい。私がいろいろ教えてあげるよ!」

僕「え…でも僕英語うまく話せませんよ!?」

?「大丈夫だ!君の英語はへたくそなんかじゃないよ!」

な、なんていい人なんだ。私はそのまま男性に連れられて2階へと向かいました。

インストラクターまでの道のり

?「さあ、すわりなさい。」

席に座ると、男性がホワイトボードに文字を書き始めました。

ピーター「私はピーター。このスクールの教官をしている。君の名前は?」

僕「○、○○○○(わたしの名前)です!」

自己紹介で名前を言うなんで日本では絶対にないことなのでなんか変な感じがしました。その後僕が日本から来たこと、グライダーのライセンスと教育証明を持っていることを伝えました。

ピーター「それで君は日本とカナダ、どちらのエアラインパイロットになりたいんだ?」

僕「できれば日本で仕事がしたいですけど…。可能性が低いので、今はカナダのパイロットになることを考えています。」

ピーター「わかった。それならば、君はカナダのインストラクターの資格を取らなくてはならない。」

おもむろにピーターがホワイトボードに何やら書き始めました。

DSC_0591

カナディアン・フライトスクールの訓練は他校とは一味違う

【】内はカナダ運輸省による受験に必要な飛行時間(要件)を表す。()は時系列を表すための参考飛行時間。

(0h)自家用操縦士(PPL)課程スタート

セスナ152またはセスナ172の単発機を用いて自家用操縦士(PPL)課程をスタートさせます。C152とC172で使用料が異なります(後日検証記事掲載予定)。

【45h】自家用操縦士(PPL)審査

ここまで6週間の予定です。実際は個人の能力や天候の影響でさらに期間が延びることがあります。

(50h)夜間飛行証明(Night Rating)を取得

夜間飛行証明(Night Rating)は事業用操縦士(CPL)の審査を受けるために必要になります。

(50~150h)5000NMのクロスカントリー及び曲技飛行…独自訓練

クロスカントリー(X/C)と曲技飛行(A/C)の訓練を行います。事業用操縦士(CPL)受験に必要なクロスカントリー(X/C)の経験距離は【300NM】ですが、このスクールでは5000NMやるそうです。これはほかのスクールにない特徴だとピーターは言っていました。また、曲技飛行(A/C)も経験を積ませるために訓練するそうです。

【150h】事業用操縦士(CPL)受験要件

カナダ運輸省が定める事業用操縦士(CPL)の必要飛行時間です。

(150~200h)多発限定・計器飛行証明取得

多発限定(ME)と計器飛行証明(IFR)の訓練を行います。なお、訓練費節約のためにこの過程を飛ばすことはありだそうです。この2つを取らなくてもインストラクターにはなれます。しかし、ライセンスをフルコンプリートしないとこのスクールに就職するのは難しいとのこと。

多発限定・計器飛行証明を最後まで取得しないほうが良い理由については以下のリンクを参照してください。

【航空留学】海外でエアラインパイロットを目指す道。日本の自社養成は珍しい制度です。
 2016年6月、旅行を兼ねてカナダのフライトスクールを視察してきました。カナダ在住の日本人インストラクターの方に海外、特にカナダの航空事情についてお話...

(200h)事業用操縦士(CPL)審査

ここまでの訓練で8~12か月かかります。また、多発限定・計器飛行証明を取得した場合の費用は40000~45000カナダドルです。

※日本円で320~360万円

(230h)教育証明審査

事業用操縦士(PPL)取得後、約30時間の訓練で教育証明を取得します。料金は大体100万円くらいです。

まとめ

こんなにへたくそな英語しか話さない日本人にここまで付き合ってくれたピーターに感謝です。意図せず英会話の練習もできましたし、異国の地での大冒険の末に暖かい人柄に触れて感動の一言でした。

唯一、感動しすぎてピーターと写真を撮り忘れたのが心残りです。

スポンサーリンク

 



読んでいただきありがとうございます。
この記事はお役に立ちましたか?シェアしていただけるとうれしいです。

社会人4年目のゆとり。陸単自家用ライセンス取得のためカナダに分割渡航で操縦練習中。訓練機にあえてC152を選ぶ変態。グライダーの自家用と教育証明を取得済み。


フォローしていただけるとうれしいです。また、記事に関するコメントはTwitterにてお願いします。

follow us in feedly


Facebookページも始めました。フォロー(いいね!)していただければ、役立つ情報をタイムラインへお届けします。